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2011年11月08日

ヨーロッパ公演 ケルン編2

昨日の夜は、
宮古島出身のおじさんが経営するジャパニーズレストランで、
夕食をいただきました。
てんぷらでした。
えびでした。
食べてやる!!絶対食べてやる!!と言っていたら、
周りのみんなに止められました。

明日本番だから、がまんしなさい、と。

当たり前だよね…。

さて。
ケルンの朝食をご覧いただきましょう。

ヨーロッパ公演 ケルン編2


ちゃっちゃら〜!

おいしそうでしょ〜!!
え?食べ過ぎ?
はいな。
わかってますとも。
でも、もう、二度と食べられないかもしれないんですよ。
そりゃ、食べるでしょうよ。
昨日はエビ食べられなかったし…。

ちなみに。
真ん中のキッシュみたいなやつね。
母が、ドイツの知り合いに習ってよく作ってくれた、
卵と、ジャガイモと、チーズの、オムレツみたいなやつです。
懐かしかったなあ。
完食しました。
うまい!
ケルンの印象。
朝食がうまい!

さて。
いのさんと歩いて会場に向かいます。
ちゃんと人の歩くほうを通らないと、
うかつに歩道の左側のほうを歩いていると、
自転車にはねられます。
注意です。

ケルン日本文化会館の近くの池です。

ヨーロッパ公演 ケルン編2


ちょっとわかりにくいのですが、
もやがかかっていて、
紅葉していて、
いい感じにはっぱが地面に落ちていて、
色とりどりでキレイで、
ああ、バレエの世界ってこんな感じなんだろうなあ、みたいな。
これが池じゃなくて、湖だったら、
まんま白鳥の湖じゃん、みたいな。
なんか、ふわっと中世でした。(意味不明ですいません)

会場についたら、
昨日の仕込みの続きをやって、
みんなの到着を待って、リハーサルです。
今日は、一回公演。
客席はこんな感じ。

ヨーロッパ公演 ケルン編2


上のほうのセンターにちらっと見えるのが、ケルンの会館付きの上野さん。
今回、照明を担当していただきました。
その横に私のスペースがあります。

客入れ、本番と順調に終了したのですが、
ケルンのみ、組踊本番前のMC終了後に、大爆笑が起こりました。
私は、客席でMCが終わって、地謡さんが動き出すのを待っているとこだったので、本当にびっくりしました。
大爆笑です。

どかん!です。

後で聞いたところによると、
「二人は無事に仇を殺すことが出来ました。それではお楽しみ下さい」
と言ったのだそうです。
まるで「殺す」ことを「楽しんでね」と言ったように聞こえたのではないかと…。
なるほど。

ケルンのお客さんは情熱的でした。
終わってからいろんな人に話しかけられたのですが、
一人のおばさんが、
「あの二人のボーイ達は幸せ?」と英語で聞いてくるので、
「多分。」と答えたら、
「じゃあ、母親は幸せ?」と言うので、
「もちろん」と言ったら、
「じゃあ、いいわ。私は彼女がとても心配だったから」
と言っていました。
確かに。
あまり表情の無い組踊の世界では、別れのシーンであれだけ時間を取っていたら、母親が幸せかどうかは分からないかもしれない。
実際に踊りながら家に帰って、母親と喜び合うシーンまで見せないと…。

そんなことを考えてしまったのでした。

さて。打ち上げです。
昨日の日本食のレストランで…

ヨーロッパ公演 ケルン編2


鍋でした。
写真だけ見たら、もう、どこにいるのかわかりません。
食べて、飲んでる私たちも、
あれ?ここ、どこだっけ?ってなってました。

ふう。
残すはローマのみです。

あ。
余談ですが。
ケルンのホテルのロビーで見つけた、
ファンタジーランドのチラシ。
ネズミの国ってここのことなんじゃないの?!

ヨーロッパ公演 ケルン編2



Posted by 犬子 at 11:35│Comments(0)
 
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