河童修行

さて。
朝、早起きをしまして、ケルンに移動です。

実は、この日、サマータイムがウインタータイムになりました。
ホテルのエレベーターには、
午前３時が午前２時になります。という貼り紙がありました。
もちろん、フランス語で。
いや、英語だったかな…。
まあ、とにかく、今日の午前３時は、２時になりますからね、的な。

で、
フランス公演、打ち上げよ〜！
と、舞台監督の部屋でロゼのシャンパンをいただいていた我々、
しっかり、３時を２時にいたしまして、
よ〜し、あと、○時間眠れるよ〜！
なんて話をしていたのですが、
ロビーに眠い目をこすりながら降りて行きますと、
先生方はすでにスタンバイ。

サマータイムがいまいちわからなくて、
一時間前には、いらっしゃっていた、とのこと…。
すいません、爆睡してました…。

空港に移動。
パリコーディネーターのようちゃんが一緒なので、
眠っていてもケルンにつくわね、と余裕です。

しばしパリに別れをつげて、いざ、ドイツ！！
EU加盟国は、パスポートチェックが目視だけです。
なので、どこの国に行ったかは、
パスポートを見てもわかりません。
スタンプラリーの台が欲しいよ！（笑）

ケルン行きの飛行機は…



ちょいと小さめのプロペラ機。
機内持ち込み手荷物も機内に持ち込めないほどの小ささで、
入り口でスタッフにお預け。
総勢２３名で乗り込みますが、
小さいだけに不安…。
何か、乗らないので置いてきました、とかいわれないだろうな…。

ケルン到着。
予感的中。
箏が出てきません。
詳しく、詳しく話を聞くと、
乗らなかったから、載せなかったんだ、えへ、みたいな。
おいおい！！

とりあえず、今日の夜までに必ず届けて下さいと伝えて、
移動です。
小さく見えるかわいい感じのおうちが並んでいます。
あれが、ケルン大聖堂です、って見た先には、
でっかい聖堂がそびえ立っていました。

さて、会場へ。



ちょっと暗いですが、素敵な建物でした。
では仕込みです。
スタッフは仕込み。
キャストは、観光と食事。

いのさんと二人、黙々と仕込みます。
ケルンの舞台はこんな感じ。



ドイツは寒いよ〜、と脅かされていた通り、
ちょっとだけ気温は下がっていましたが、
さむっ！！というほどではなく、
ほどほどに仕込みを終え、
では、我々もビールとソーセージに…。

ホテルにチェックインして、城壁を抜けると…。


ビールとソーセージの店が。
早速中に入ると、
なんだか盛り上がってます。

そう。


本場やないですか！

大きなスクリーンに映ったサッカーを見ながら、
いい年のおじさんたちが、
一挙手一投足によろこんだり悲しんだり。
本場や。
これが本場や。
なんか、日本はまねしてる感があるわ、まだ…。

んなこと思いながらも、
サッカーに全然詳しくない私は、
ビールです。
ソーセージです。



もう、満足です。
ドイツに来た実感がわきました。
さあ、明日は本番です。